20231003/ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(本当は丙午生まれ)
先日読んだ本「新・失敗の本質」
内容の概略は既に記事に残しました。
2023/10/03/054834zukatomo.hatenablog.com
この記事では(グローバル化対応において)「ここがダメだよ日本人」といった部分を羅列し、自分への戒めにしたいと思います。
「なるほど、そうね」と腑に落ちる部分もあるのではないでしょうか。
因みに下にある「●(丸印)」のタイトルは私が勝手につけたものです。
●変われない日本人
・前例踏襲ばかりで逸脱を忌避する
・グローバル化ができない
(グローバル化:境界や違いをなくすこと)
(グローバル企業は経理部門、購買部門といったバックオフィスも夫々の国にある必要はないと考えている。それが実現できるのは国が違っても仕組みややり方が同じだから)
私の会社は国どころか国内でも所在地が違えば仕組みややり方などいろいろ違う。
転勤もありますが、そのたびに新たなやり方を覚えなければいけない。全くもって非効率ですよね。
●何事も遅い日本人
・管理職は「自分の権限を持って決定する」という意識がない
・日本人は決断できない(と海外の人は思っている)
・合議制を良しとしているためスピードについていけない
・問題を先送りする
・曖昧模糊としたコミュニケーションと意思決定の遅さ
(結果、獲物に逃げられる)
会社は会議は多いが何も決まらない。
会議の進め方にも問題があるのでしょう。
会議の冒頭に「何を決めるのか」「誰が決めるのか」などを明確にしない。
役職が上の人、声の大きい人に引っ張られる。
でも決まらない。
●リーダーシップが分かっていない日本人
・失敗しても責任を問われない
・下っ端は大変でも上に行けば行くほど楽になり自分の頭で考えなくなる
・仲良しクラブになりお互いを庇いあう。でも仲間以外の人間が失敗したら非難する
偉い人たちを含め誰も決めようとしない。
意見を言ったものが責任を負わされる、やらされる。
だから誰も意見を言わなくなる。
言った者負け。
●組織としての体をなしていない日本の組織
・曖昧模糊としたコミュニケーションと意思決定の遅さ
・合理的目標の不徹底、伝達の不徹底、優先順位が不明確
・頭では分かっているつもりでも全体として体では分かっていない。また分かろうとする努力もしない
仕事は組織ではなく「人」がやる。
言った者がやらされる。責任を問われる。
●勘違いしている日本人(もはや主役ではない)
・異質な文化の相手にも国内と同じ方法でぶつかるからうまくいかない
・ルールと習慣の区別がつかない
・相手の非が明白でも毅然とした対応ができない
・戦う前から「金で解決」はリーガルコードを理解していない証
高度経済成長期、バブル期の成功体験が忘れなれないのでしょう。
また海外現法にはそののトップをはじめ多くの日本人が駐在しています。日本のやり方にこだわっているからでしょう。
(聞いた話ではありますが(調べてはいない)、日本企業の海外事業所には、そのトップを含めて日本人がたくさんいるが、海外企業の海外事業所は所在地の人間が運営しているらしいですよ)
(以下は電子書籍です)
●このままではいけない
・国際社会で通用しない古いタイプの人間が大臣をやっている
・日本が置かれた立場を大局的に見ることなく、目先のビジネスにしか関心がない経済界のリーダーや政治家
・気づいたら日本はみんな普通の人だった(になってはいけない)
・日本の難関大学を卒業しても、難関資格を取得しても、国際的に通用する人材にはならない
・再チャレンジ、やり直し、変更ができる社会が幸せなのでは?
・中途半端なホワイトカラーよりも、プロフェッショナルなブルーカラーが評価される社会がよいのでは?
(中途半端なホワイトカラー:AIや国外の外国人にとって代わられる)
(プロフェッショナルなブルーカラー:必ずその国内において必要な技術)
看護師や介護士、建築関係などなど、高い専門性が必要な仕事でも、安い給料で虐げられている職種がたくさんありますよね。
そういう職種こそ、日本がもっと大切にしないといけない(待遇改善が必要)。
●必要な人材
・世界のどこへ行っても一人で戦える、超グローバル社会の中で対応して生きていける能力を備えつつ、日本人としてのアイデンティティと健全な愛国心を持った人材
・全ての法律は議会で決められる。従いもっと政治に興味を持ち、政治家マインドで(もしも自分が大臣だったら)物事を考え、国益を守ることができる人材
★最終的に組織も国もリーダーで決まる!!
(リーダーはより良いリーダーになる努力を継続しなくては)
今の自分に満足したとたん、成長は止まってしまいますものね。
私はもはや会社では老いていくだけ。でも会社の外の世界では、よりよい人材になれるよう努力してかないとですね。
そんな活動も考えていきます。
ではまた。
(以下は電子書籍です)
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