自閉症児と頻尿おやじの不安払拭・未来開拓

自閉症児と頻尿おやじが未来へ向けて行動中

夏休み(お盆休み)の思い出:稲佐山ほか

たいどん:重い知的障害のある自閉症児。永遠の2歳(高3になりました)

ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(たいどんのパパ)

 

とうとうお盆休みが終わってしまいました。

 

今日から仕事。

頭も身体も心もまだお休みモードのまま。

徐々に慣らしていきます。

 

お盆休みに入る直前に家族全員がコロナに感染。

一時はどうなるかと心配しましたが、なんとか無事に長崎のカミさんの実家に帰省できました。

 

日程は10日(木)から14日(月)の4泊5日。

 

8月10日(木)

初日は長崎に着いてすぐに義母が入所している老人ホームへ。

全国的にコロナ感染者が増えているということで直接会うことはできず、お部屋の窓ごしの面会となりました。

認知症が進んでおり会話のやり取りはありませんでした。また身体も一回り小さくなったような感じも。

義母は昭和12年生まれの86歳。いつ何が起こっても不思議ではない状態です。認識できなくても、会える時に孫(長男坊とたいどん)の顔を見せておきたいです。

 

この日は稲佐山にある稲佐山観光ホテルにお泊り。

 

コロナの前は帰省のたびに義両親との一泊旅行が通常となっていたのですが、コロナの影響で帰省や旅行がはばかられ、また最近は義両親の体調もよくなかったので旅行は見送っていました。

 

しかしこれに納得できないのがたいどんです。

「帰省と言えば一泊旅行」が記憶に刷り込まれており、ことあるたびに「お部屋」「大きいお風呂」「お刺身」と旅館での記憶、思い出が口から出ます。これをChatGPTに翻訳させると「長崎に行くのに、なぜ旅館にお泊りしないの?連れていけ!」となることでしょう。

 

そんなたいどんを不憫に思ったカミさんの妹さんが、稲佐山観光ホテルでの一泊を企画してくれたのです。

 

ということで老人ホームから稲佐山観光ホテルに直行。

 

天気は今ひとつでした。

稲佐山観光ホテルから長崎市街方面を望む

 

スマホで撮った夜景

カメラならもっときれいに撮れたかな?

 

食事やお風呂の写真はありませんが、たいどんはそれなりに納得した様子。

カミさんものんびりできたようです。

 

8月11日(金)

たいどんは朝風呂も大好き(普段は入りませんが)。

起きたら早速私と二人で朝風呂です。

家のお風呂とは違い、大きい浴槽はゆったり入れます。きっとこのゆったり感が気に入っているのでしょう。

 

朝ごはんを食べ、暫くしてからチェックアウト。カミさんの実家に向かう前に「稲佐山展望台」に行くことにしました。

ホテルは稲佐山の中腹。展望台はすぐそこです。

 

市街から稲佐山を撮った写真がこちら。

矢印(→)が展望台です。

稲佐山展望台

 

展望台のちょっと下に無料の駐車場があります。

そこから展望台まで「スロープカー」というものが走っています。調べてみると2020年1月に運航を開始。そうだよなぁ、子どもたちが小さい頃にも行きましたが、そのときはスロープカーはなかった。。。

 

スロープカーは2両編成

 

スロープカーの中から山頂を望む

 

走行中のスロープカー

写真では分かりにくいですが、斜面の傾斜にあわせてスロープカーの傾きが調整され、床面は常に水平を保っているという優れもの。

駅に停車している時は車両が同じ位置に。

(写っているオジサンは全然知らない人です)

水平な線路の上にいる時。となりの車両が見えます

傾斜している時の車両はこんな感じ

ゆるい傾斜

 

急な傾斜地。隣の車両の天井部分が見えます

 

とても急な傾斜地。隣の車両がほぼ見えない

久しぶりに稲佐山に行きましたが、私はこのスロープカーに感動しました。

 

山頂駅に着いたらしばらく歩くと展望台です。

展望台の一番上からの眺めはこんな感じ。

夜景は1000万ドルとか

 

三菱重工 造船所

 

軍艦島方面を望む

 

私のそっくりさんがライブを行なった広場

 

久しぶりの稲佐山、堪能できましたわ。

 

8月12日(土)

この日は実家にお坊さんが来てお経をあげて下さる日。

佐賀県から義父の弟さん夫婦もお見えになります。

折角の(初めての)お盆。たいどんが大騒ぎすると大変なので、私と二人で出かけることに。

行き先はこれまた稲佐山の中腹にあるスーパー銭湯

以前は「長崎ペンギン水族館」でペンギンを見るのが好きだったたいどんですが、最近は全然興味を示しません。ペンギンを見に行くかと聞いても「大きいお風呂」の一点張り。

 

写真はHPから拝借

料金は一人850円。

サウナや長崎市街を一望する露天風呂もあって施設的には素晴らしいのですが、たいどんがいるので私はゆっくりできない。。。

できればたいどんのいない時に一人でゆっくりと堪能してみたいと思っているスーパー銭湯なのです。。。

 

8月13日(日)

たいどんにも夏休みの宿題が出されています。

それは絵日記のようなもの。

もちろんたいどんが絵を描いたり日記を書いたりはしません。

なのでだいどんの宿題というよりは、カミさんの宿題みたいなもの。

 

「絵日記をかくためにバイオパークにでも行ってみよう!」

 

 

実家からバイオパークまでは車で1時間くらい。

 

バイオパークに着いて車から降りようとするとたいどんが「行かないの!」「大きいお風呂ね」。

以前もバイオパークに来ましたが、動物を見ることもなくさっさと歩いて行ってしまうたいどん。

もうたいどんの興味は大きいお風呂にしかありません。

入場料ももったいないので入口で写真を撮って引き返すことに。

折角来たけど中には入らず

 

実家に戻り、長崎駅の駅ビル「AMUプラザ」に海老天うどんを食べに行き、長崎で過ごす最後の夜なので「誕生日のお祝いをしよう」とケーキを買っていると大きいお風呂のことは忘れたのでしょうか、まっすぐ実家に戻りました。

 

そしてその夜はハッピーバースデー。

18歳、成人になるお祝いをしたのでありました。

(本当の誕生日は17日)

 

8月14日(月)

この日は広島に戻る日。

実家の(カミさんの)妹さん、弟さんに別れを告げ車を走らせます。

 

帰路の途中の太宰府ICで降り、私の実家に寄って帰りました。

今は母が独り暮らし(弟が近所に住んでいるので安心です)。その母も79歳になりました。意識はしっかりしていますが、最近は膝が痛いと定期的に注射を打っているとか。元気で長生きしてもらいたいものです。

 

私の実家で昼食をとった後、私の運転で広島へ。

(長男坊は何故か運転に消極的に)

途中ちょっとした渋滞に何度か巻き込まれましたが、幸い事故もなく無事に帰宅。

 

こうして4泊5日の帰省はたいどん中心に無事に過ごすことができたのでありました。

 

 

次の帰省は年末でしょうか。

早く来ないかなぁ、お正月休み。

 

ではまた。

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