ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(本当は丙午生まれ)
4月1日(土)~2日(日)
晴天の下、友人とお花見キャンプに行ってきました。
この記事は2日目の様子です。
キャンプ場を後にして向かった先は「菅谷たたら山内」。
ここは映画「もののけ姫」のたたら場のモデルとなった場所です。あの宮崎駿さんも実際に訪れています。司馬遼太郎さんも。
この高殿と呼ばれる建物の中で大正10年まで実際に玉鋼がつくられていました。
その後は「炭の倉庫」として使われ、昭和42年に重要有形民俗文化財に指定されました。こうして残っているのは日本で唯一ここだけとのこと。
天秤ふいごと呼ばれる装置で炉の中に空気を送ります。
ふいごを踏む人を「番子(ばんこ)」と呼び、1時間ずつ交代で踏んでいたそうです。ここから「かわり番子」という言葉が生まれたとか。
桂の木が御神木だそうで、女性の神様が宿っているとか。
だからたたら場内は女人禁制。女性の神様がやきもちを焼くからだとか。
この御神木である桂の木が、サクラの時期の前には赤く染まり、サクラの時期には黄色に、そして初夏には緑色に変化するそう。夕方、逆光の中で写真を撮るとバエるそうですよ。
「てつの歴史博物館」が菅谷たたら山内の近くにあります。
ちょっとした趣のある風景が楽しめます。
たたら場を管理していた田部家のお屋敷(正面)と土蔵群。
どれほどのお金持ちだったんでしょうね。
ここからバイクでしばらく走るとJR亀嵩駅があります。
そこは知る人ぞ知る「砂の器」の舞台となった町。
駅舎の中にお蕎麦屋さんがあり、この日はお昼過ぎだというのに多くの順番待ちがいました。待つのが苦手な私たちはJR亀嵩駅を後にし、奥出雲おろちループへ移動します。
(ロケの時には俳優さん達も食べに来たようですよ)
名前の通り「ループ橋」になっているのですが、ここの特徴は「二重らせん構造」になっていること。
この日は写真の右上側からループに侵入し、反時計回りに登っていきます。
赤い橋が見えますが、その手前には道の駅があり、そこで食べたお蕎麦がこちら。
空腹だったせいか(?)、また出雲は蕎麦の名産地でもありとても美味しく頂きました。道の駅にもお土産用の蕎麦が売っていたので、食堂の人に「この蕎麦はお店で売っている蕎麦ですか?」と聞いたところ「業務用です」との正直なご回答。。。
何はともあれ美味しく頂いたのですからそれでOKです!!
美味しい蕎麦を食べて満足した私たち。
これでこの度のキャンプツーリングはお終いです。
サクラとビール、鉄に蕎麦を堪能できた楽しいキャンプツーリングでありました。
次のキャンプツーリングを楽しみにして、お仕事に家庭サービスにと励んでいきますです。
ではまた。
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