たいどん:重い知的障害のある自閉症児。永遠の2歳(もうすぐ高2)
ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(たいどんのパパ)
重い知的障害のあるたいどんは、この春、高校2年生になります。
2年生になると事業所での実習があるのだとか。
そこで実習先としてお世話になるかもしれない事業所の一つを見学してきました。
高校卒業後の進路
大きく分けて3つあります。
- 生活介護事業所に通う
- 就労支援事業所(作業所)に通う
- 一般企業に就職する
たいどんは人とのコミュニケーションが取れませんので、生活介護事業所しかないかなと考えています。
そこで生活介護事業所の一つを見学してきました。
生活介護事業所
就労支援事業所(詳細は省略しますが、A型とB型があります)は、いわゆる作業所と呼ばれる施設です。その名の通り何らかの作業を行なう事業所です。
一方の生活介護事業所は、その名の通り生活を「介護」する事業所。
知的レベルが低く、何らかの作業も難しい利用者に対し、レクレーションなどのサービスを提供し、日中、一緒に過ごしてくれます。
今回見学した事業所の概略は以下の通りです。
<有限会社リラックス:多機能型事業所りらっくす伴>
- 定員:20名
- 現時点での利用者数:11名(比較的新しい事業所です)
- 利用者:18歳から52歳の男女
- 職員数:5名
- 看護師:1名(非常勤。週に2回来る)
- 開所日:月曜日から金曜日が基本。まれに土曜日開所もあり
- 開所時間:9:30~15:30
- 日中の過ごし方:ご近所へのチラシ配りや音楽遊び、運動(ちょっとしたフィットネス用の機器が置いてある部屋がありました)、DVD観賞、図画工作遊び、軽作業(試供品の袋詰めなど)、農作業(車で農園へ移動)、外出(道の駅などへ)などなど。この日は5名くらいの利用者がいましたが、みんなそれぞれ自由に好きな活動をしてました。
- 設備:バス、トイレ、リラックスルーム(一人になれる部屋)、運動機器、離れた場所に農園、送迎用の車
- 送迎あり
- 利用料:光熱費=200円/月、食費=250円/食 ・・・ 1カ月5~6000円程度。
- 就労支援事業所(B型)の開設準備中
カミさんとたいどんと3人で見学に行ったのですが、たいどんは早く帰りたくてしょうがなく、落ち着いて話を聞くことはできませんでした。
時間にして30分もいなかったかもしれませんが、明るくてきれいな事業所でした。
実際に日中を過ごしてみないと良し悪しや、たいどんに合う合わないが分かりませんが、今回見た感じではリラックスした雰囲気の良い事業所でした。
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たいどんは2つの事業所の併用を考えています。理由は「一つだと飽きてしまうかもしれない」と考えているからです。そこで「併用可能か」どうかを聞いてみたのですが、
「併用の場合、コロナ感染リスクが高まるため、今の時期はお断りしている」
とのことでした。
あちこちにコロナの影が見え隠れしています。
憎きコロナウィルスめ!
4月には別の介護事業所を見学に行く予定です。
卒業がジワジワと近づいてきています。。。
ではまた。
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