たいどん:重い知的障害のある自閉症児。永遠の2歳(現在高2です)
ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(たいどんのパパ)
27日、大阪地裁で判決が出ました。
11歳の女児が、てんかん発作を隠して重機を運転していた運転手にひき殺された事件。
司法は障害者を差別しました。
差別の判決を下した裁判長は 武田瑞佳氏。
もしも最高裁の裁判官になることがあれば、国民審査で「×」をつけます。
「障害者差別解消法」は何なの??
国が、司法が、こんないい加減なことをしていたら、あらゆる差別がなくなるわけがない!!
差別を当然として減額を主張したのは 三井住友海上。
幸いこの会社を利用してはいませんが、絶対この会社とは契約しない!!
この会社のHPを見ました。
カッコいいことが書いてあります。
わたしたちは 一人ひとり一つひとつを 大切にします。
ありがとうが あふれるように。
「多様な社員全員が成長し、活躍する会社」の実現に向けて、様々な取組を行っています。
社員一人ひとりがダイバーシティ&インクルージョンへの理解を深め、多様性を尊重する社風を定着させるための取組を展開しています。
あわせて多様な社員の成長と活躍に向けた環境整備、全社員の意識改革も行っています。
結局は口先だけ。
てめえの利益が最優先。
被害者軽視、差別。
人の命の重さって何??
健常者と障害者では命の重さに差があるの??
大学卒と高卒では命の重さに差があるの??
大企業従業員と中小企業従業員では命の重さに差があるの??
正規社員と非正規社員では命の重さに差があるの??
男と女では命の重さに差があるの??
この国の立法、行政、司法は、命の重さには差があるといっているのと同じでは??
明石市長の泉さんの本「社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ」で泉さんが仰ってました。
「この国の法律は弱者に冷たい」
優生保護法があった国ですからね、やはり日本人の根本には弱者切り捨て、弱い者いじめの思想があるのでしょう。残念ながら。
かく言う私もたいどんがいなければ、この事件には興味を持たなかったかもしれません。
でも今はたいどんがいます。
たいどんがかわいい。
一人では何もできないたいどんですが、それでも我が子です。かわいいのです。
たいどんの行く末が心配でなりません。
どんな人も社会の一員として、取りこぼされることなく、安心して暮らしていける社会になってほしい。
願ってばかりで具体的な行動は何もできていませんが、少しでもそんな社会に近づいていけるよう、たいどんと一緒に歩んでいきたいと思います。
あ~、でも悔しい、腹立つわ。。。
ではまた。