ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(たいどんのパパ)
たいどん:知的障害のある重度自閉症児。永遠の2歳(もうすぐ高2)
社会派ブロガーの「ちきりん」さんが著書を上梓されました。
「自分の意見で生きていこう」
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この「自分の意見で生きていこう」を読んで、印象に残ったことをここに記録しておきます。
「自分の意見で生きていこう」の紹介ではありますが、自分用の備忘録、頭の整理の意味を兼ねて。
<目次>
第1章:「意見」とはなにか、なぜ必要なのか
第2章:「反応」だけではダメな理由
第3章:SNS時代に「自分」を創る
第4章:生きづらさから脱却しよう
第5章:リーダーシップの最初の一歩
第6章:オリジナルの人生へ
練 習:「意見」をもてるようになる4つのステップ
<内容や感想>
下記にある事例のようなものは私が勝手に書いたものです。
「自分の意見で生きていこう」には、もっとしっかりとした実話や例題で説明されています。
いくら調べても正解がない問題
当然と言えば当然だが、この世の中には「正解」のない問題が多い。
例えば大学を卒業した後の身の振り方。
「就職する」という道もあれば、「海外留学する」という道もある。
「世界を旅して見聞を広める」という道もある。
選択肢はもっとたくさんある。
その中から自分はどれを選ぶべきかを決めなければならない。
「正解」はない。自分の意見で選び、決めなければならない。
そのためには考えなければならない。当然自分のアタマで。
(参考:「自分のアタマで考えよう」という本も上梓されてます)
ここで重要なのが「いま自分が悩んでいる問題は、正解のある問題なのか、あるいは正解のない問題なのか」を見極めること。
正解のある問題であれば、書籍や、それこそググれ(注)ば正解は見つかるが、正解のない問題についていくら調べても答えは見つからない。
(注:ググる:WEBで検索して調べる)
就職して成功したAさん。
海外留学して有名YouTuberになったBさん。
世界を旅していろんな情報を発信しているCさん。
いろんな人にアドバイスをもらったとしても、それはAさん、Bさん、Cさんの意見であって、正解ではない。
なのに見つかるはずのない正解を求めて、
アドバイスばかりもらい続けてはいないか?
調べ続けてはいないか??
「意見」と「反応」の違い
ある会社での会議にて
Aさん:「この計画は実行プランAで進めるべきです」
という意見に対し、
Bさん:「おいおい無茶を言うなよ。実行プランAで100%成功すると言えるのか?」
と言った。
このBさんの言った言葉ははたして「意見」だろうか。
意見とは発言者の立ち位置を明確にする言葉である。
つまり「賛成」「反対」「実行プランA」「実行プランB」を明確に表すものが意見である。
Bさんの言った「100%成功すると言えるのか?」は、一見実行プランAを否定しているようにみえるが、かと言って実行プランBを推しているわけでもない。
Bさんの立ち位置が分からないこの言葉は意見ではなく「反応」であり、会議の進行を妨げる恐れがある。
「反応」は、意見の否定や質問の形をとることが多い。
否定や質問が悪いわけではないが、会議は「決める場所」であり、否定や質問ばかりでは何も決まらない。
意見を持たず「反応」だけして「仕事をした気になっている」「意見を言った気になっている」参加者が多くないか?
「反応」するからには「意見」も言うべきである。
「反応」だけの人間は「何も考えていない」に等しい。
(はい。気をつけますです。。。)
(よその会社を知りませんが、うちの会社は調べることに時間をかけ、決定が遅いように思える。。。)
価値があるのは「意見」であり、意見にしか価値はない。
リーダーシップ
最初の一歩は自分の意見を持つこと。
自分の意見をメンバーと共有し、問題解決のための動きをとっていくこと。
「反応」だけでは議論にならない。
議論のためには「いろんな意見」が必要。
「ではBさんは成功確率が何%なら実行プランAを推すの?」
「ではBさんは実行プランBを推すのね。その根拠は?」
参加者から意見を引き出し、議論にもっていき、最終的に結論をまとめる行動をとること。
(そのように努めます。。。)
終わりに
非常にグサグサ刺さる、考えさせられる一冊でした。
また次のような面白いことも書かれていました。
殆どの人が何らかのSNSアカウントを持っているこの時代、これからの時代。
就職や転職で重要視されるのは履歴書ではなく、その人のSNSになるかもしれないと。
履歴書には(ある意味)嘘を書いたり、或いは書かなかったりと、本来の姿を変えたり、隠したりすることが出来ますが、SNSはその人個人の「素」がそのまま表れており、その人を判断するには十分な情報になるだろうと。
AIを用いてその人のSNSを過去にまでさかのぼってチェックすれば、その人の素顔が見え「採用」「不採用」が判断されるようになるのではと。
だから注目を浴びようとして馬鹿なことをするな、書くなと。
現実社会ではやらないこと、言わないことは、SNS上でもやってはいけない、言ってはいけないと。
いましたよね。昔。
「バカッター」という言葉がはやりましたね。
(今も似たような人は存在しているようですが)
注目を集めるために、たくさんの「いいね」が欲しいがために、冷蔵庫に入ったり、鍋に指をいれたりした人たちが。
あっという間に世間から袋叩きにされましたが、あの記録はずっと残りますからね。
使い方を間違えると恐ろしい凶器になるSNS。
気を付けますです。。。
本は読むだけではなく、実行してこそ価値を発揮しますからね。
<未来へ向けての私は>
長男にもこの本の内容や、それこそ読むように勧めます。
長男が自分の意見を持てるようになること。
これが私の明るい未来にもつながることでしょう。
ではまた。
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