自閉症児と頻尿おやじの不安払拭・未来開拓

自閉症児と頻尿おやじが未来へ向けて行動中

書籍:障害のある子が「親なき後」も幸せに暮らせる本(その1)

たいどん:知的障がいのある重度自閉症児。永遠の2歳(本当は高1)

ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の二十歳(本当は55歳)

 

ちょっとした衝撃を受けた本です。

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障害のある子が「親なき後」も幸せに暮らせる本 [ 鹿内幸四朗 ]
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著者の鹿内幸四朗さんは、ダウン症のお嬢さんがいらっしゃいます。
愛するお嬢さんの将来を心配され、いろんな勉強をされ、そこでたどり着いた方法をこの本にまとめてらっしゃいます。
私も読ませて頂き、ちょっとした衝撃を受けました。
衝撃を受けたからこそ、私も真剣に読み、取組むことができたと思います。
(本の表紙の写真を載せると著作権侵害に当たる可能性があるとのことで。。。)

 

ずばり、子供の財産の話です。

ご存知ですか?
成年後見人制度。

子が成人すると、親といえども手も足も出せなくなることがあるという、ちょっと恐ろしい話/制度です。

成人=18歳よ!

まず最初に、2022年4月より、日本において成人となる年齢は18歳になります。
来年ですよ!

 

成人=大人=子ではなくなる?

子供が未成年のうちは、例えば子供名義の銀行口座を開設する、子供名義の携帯電話を契約する、といった場合、親の署名等で開設、契約できていました。
それが子供が成人したとたん、本人でないとできなくなるのです。親権が行使できなくなるのです。
今までできていたこと(例:子供の貯金を親が下ろす(キャッシュカードがあったり、ネット銀行であれば手続き的には可能です。でも誰かがいちゃもんを付けると揉める可能性もあります))ができなくなるのです。

後見人が必要となる人

法律用語で言うと「事理を弁識する能力」がない場合、後見人が必要になります。
簡単に言うと、知的障害のある人、認知症の人などが該当します。
つまり、たいどんは該当してしまいます。

どの程度をもってして「事理弁識能力がない」とされるのかは定かではありませんが(勉強不足で申し訳ありません)、とある司法書士さんのホームページによると、自分自身でお金の管理ができない、何にいくら使ったのか、何の契約をし、支払額はいくらなのか、といったことが分からない状態のようです。

成人前にやっておくこと

この本では3つのことを勧めています。

①銀行口座を3つほど開設しておく。
マイナンバーカードを作っておく。
③実印と印鑑登録を行なっておく。

転勤などで引越のある方は、①③にご注意ください。

①は地方銀行だと、支店のない場所に引っ越すと何かと不便になったり、③は住所のある自治体(市区町村)が変わると登録しなおす必要があります。
①は郵貯やネット銀行がいいかもですね。
③は。。。自動車などの資産を購入、所有しなければ不要かと思いますが、賃貸物件を契約するときや保険金を受けとる時に求められるとか。

費用も大したことはありませんし、持っておいてもいいかかもですね。

たいどんは①②は実行しました。
①は学校の諸費用の支払い(自動引き落とし)のために必然的に郵貯を。地方銀行も作成しましたが、念のためネット銀行も作成しようとしてます。

②は役所でマイナンバーカードを受け取る際、本人確認が必要なので、とにかく今のうちにと思い作成しました。数年後(未成年の場合は約5年後)に更新が必要ですが、一度取得しておけば更新手続きは簡単かなと(未経験ですので分かっていません。。。)。

③は。。。不要かなと。。。車も不動産も持たせることはありませんし、たいどんが賃貸物件を借りることもないだろうと。

ひとまずたいどんは最低限の準備が整いました。

このテーマは続きます。

その2は成年後見人制度の恐ろしい一面が登場。。?

ではまた。

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