自閉症次男、特別支援学校に行く
自閉症次男シリーズ第5弾
特別支援学校ってどんなところ?
次男が通う特別支援学校は、知的障害のある子供が多いです。
身体障害のある子供が多い特別支援学校もあるようです。私は行ったことはありませんが、バリアフリーなど配慮が行き届いているのだと思いますし、医療ケアが必要な子供さんも多いので、看護師さんも常駐されているようでです。
小・中・高一貫校
小学部、中学部、高等部があり、先生も小学部の先生、中学部の先生、高校の先生と学部で分かれています。
小学部は一クラス5人前後、先生二人と補助的先生(いる時、いない時があります)、中学部もほぼ同じ、高等部は一クラス7人前後、先生二人といった感じです。
中学部になると一般の小学校から転入する生徒が増え、高等部になると一般の中学校から転入する生徒が増えます。
メリット
先生は小→中→高で変わってしまいますが、職員室は1つですので、子供の特徴などは容易に引継ぎされます。先生にもよるでしょうが、子供のことを最初から理解して接して頂けることは安心です。
次男の同級生とも長いつきあいになります。授業参観などで同級生に会った時に「お、成長したね」と思えるのも意外と嬉しいです。
通学バスもあります。但し障害の程度がB判定(4段階で最も軽い)だと、高等部からは通学バスは利用できないというルールがあります。一般のバスで通うようにと。
(あくまでも次男の通っている学校の話です)
デメリット
今のところ思いつきません。
強いてあげると遠いくらいでしょうか。
でも遠いから通学バスがあるのだと思いますし。。。
授業は?
小学部では「生活」「お話」「音楽」といった感じで、順番を守るとか、みんなで共同で何かをする、といった共同生活で必要な対応力を身につけさせることが主のようでした。
高学年になると、国語とか算数も加わりましたが、ひらがな・カタカナ、数を数える勉強といった、普通だと幼稚園や低学年で学ぶような内容をやっていたように思います。
中学部も似たような感じ。
私は次男のクラスしか見たことありませんが、じっと座って先生の話を聞くことも難しい子どもたち、普通の学校とは全然違います。
中学校までは、何らかの特徴のある(例えばブツブツと何かを呟いているとか)子供が多く、障害のある子供だと見て分かるのですが、高等部になると、一般の中学校から転入してきた生徒さんなのでしょう、外見は普通の生徒さんも多くなりました。
そういうわけで、高等部になると、次男の知的レベルよりはるかに高い生徒さんもいますので、国語、数学といった授業もあります。多少は知的レベルを考慮し、クラス分けがされているようです。
また高等部には「職業訓練コース」があり、こちらは入試のようなものがあります。詳細は(受けてないので)分かりませんが、特別支援学校高等部そのものに落ちることはないと思います。
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楽しみなイベント
小中高合同の運動会や文化祭もありました。
私は特に運動会が楽しみでした。いろんな子供さんがいますが、一生懸命走ったり踊ったりしている姿を見ると感動を覚え、涙が出そうになったこともありました。
「ありました」と過去形にしたのは、コロナの影響で開催形態が変わってしまったためです。
今年は学年ごとに無観客で行われたため、子供の雄姿を見ることが叶いませんでした。残念でなりません。早く以前のように、みんなで一緒に楽しめるイベントになることを願っています。
第5弾はこれくらいにします。
一般の学校の特別支援クラスのメリット・デメリットもいずれまとめたいと思いますが、特別支援学校も魅力ある学校です。
<未来へ向けての私は>
学校行事には積極的に参加し、子どもたちのために、よりよい環境づくりに加わります。
コロナよ、鎮まれ!!
ではまた。
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