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ツポレフ(ロシア(ソ連?)製の旅客機)の話

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ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(本当は丙午生まれ)

 

今から約20年前。

仕事で中国に駐在していたのであります。

その当時の中国は、今の中国からは考えられないくらい発展が遅れた国。

街並み、人の生活すらも今とは異なったものでありました。

 

そんな中国でも、飛行機は飛んでいたのであります。

(当然と言えば当然ですね)

 

駐在していた場所は、四川省成都市。

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上海から飛行機で約3時間。

飛行機、それもエコノミークラスでの3時間はつらい。

座っているとお尻が痛くなり、立ち上がることすら辛くなるのであります。

 

ある日、上海(虹橋)空港で成都行の飛行機に乗ったのであります。

乗ったとたん、いつもとは違う「違和感」を感じたのであります。

 

「なんだろう、この違和感は?」

「機内がちょっと暗い?」

「座席が小さい?」

背もたれが薄い?」

 

席に着き、飛行機の説明書(非常口の位置などが書かれてあります)を取り出し、飛行機の型式を見てみると

「ツポレフ(英語で)」

と書かれているではあ~りませんか。

 

中国と言えども、国内線で普段乗っていたのは「エアバス」や「ボーイング」が多かったのですが、ここにきて初めての「ツポレフ」。

 

ツポレフと言えばロシア製(ソ連時代?)であることは知っていたのであります。

 

ふと先輩の言葉が脳内によみがえったのであります。

 

「昔、中国に行ったときにのぉ」

機材トラブルで出発が遅れるっちゅうて機内アナウンスがあってのぉ」

「そしたら機長がドライバーを持って出て来たんじゃけぇ」

 

【大丈夫か? ツポレフ??】

 

何となく乗客もいつもより少なく「ガラガラ」状態。

 

当時の中国では

「飛行機を新しくするために、わざと墜落させて保険金で新しいのを買う」

といった噂がまことしやかに囁かれていたのです。

だから古い飛行機には乗らない方がいいと。。。

 

【大丈夫か? ツポレフ??】

【大丈夫か? オレ??】

 

ツポレフは定刻通りに離陸し、成都に向かったのでありました。

 

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そして3時間後には成都に到着。

飛行機が滑走路に降り立った瞬間「ほっ」としたのであります。

 

でも次の瞬間

 

「バタバタバタ・・・・」

 

という異音が耳を襲ったのであります。

 

「ん? 何、なに??」

 

突然のことに驚いてあたりを見回してみると

ガラガラ状態の座席の背もたれ

飛行機が減速したと同時に前方へ

「バタバタバタ・・・・」

と倒れていったのであります。

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バタバタバタ・・・

 

壊れたのかと思いましたが、最初からこんな作り方だったのでしょうね。

 

飛行機は無事に成都空港に到着したのでありました。

 

オチはありません。

飛行機だけに、落ちなくてよかった。。。

 

ではまた。

こうしてブログを書くことができる幸せを。

 

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