ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(本当は丙午生まれ)
2月2日(水)の放送をもって、NHKの「ガッテン」が最終回となりました。
残念でなりません。
毎週「録画」をして見ていました。
この番組のために受信料を払っているといってもいいくらい。
(失礼、ちょっと言いすぎました)
いろんな情報を教えてもらい、非常にタメになる(勉強になる)面白い番組でした。
本当に残念でなりません。
一方で疑問もあります。
視聴率は10%を超えていた人気番組なのに何故打ち切りなのかと。
ニュース記事によると、NHKのお偉いさんが視聴者の若返りを狙ったとか。
年末の紅白歌合戦にもそういった話が出ていましたね。
はたして狙い通りいくのでしょうか??
話はちょっと変わります。
先日、ちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」を読んだという記事を投稿しました。これから大切になることは「生産性」だと。
ちきりんさんはテレビ離れの原因も「生産性」だと仰ってました。
なるほど、テレビの欠点を考えてみると
- 検索も頭出しもできない
- 視聴速度の変更(1.5倍速にするとか)ができない
- 早送り(CMとかつまらないシーンを飛ばすとか)ができない
- 自分(視聴者)の時間を番組放送時間に合わせなければいけない
(お昼の情報番組では、どのチャンネルも内容は同じ、というのも個人的には好きではありませんが)
要は大切な自分自身の時間を、テレビの都合に合わせなければいけないという不便さが視聴者側の生産性の低さにつながっているのでしょう。
一方テレビ番組の「録画」を見る場合は、そういった不便はかなり解消されます。
またネットで見ることができるテレビ番組(例えばTVer)やYouTubeも同様です。
テレビ離れが進むのは、番組がつまらないからではなく「視聴者の生産性を落とす仕組み」にある。
TVerやYouTubeにもつまらない番組はあるでしょうし、そういった番組は視聴回数は伸びないでしょう。
番組の内容ではなく、視聴者に届ける仕組みの問題。
私自身が「その時間にテレビを見ることができないから録画している」「録画って便利」と思っていましたが、よくよく考えると、録画をしているからこそ「自分自身の時間を有効に使えている」ということなのですね。
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話を戻します。
テレビ離れの原因が生産性にあるのであれば、高視聴率を誇っていた「ガッテン」の打ち切りはNHKに何をもたらすのか。
若者たちがテレビを見なくなったのにも関わらず、高視聴率を維持できているということは、比較的時間に余裕のある高齢者が見ていたということ。
その高齢者は「ガッテンは面白い」と思っていたからこそ見ていたのでしょう。
もしも後続の新番組が面白くなかったら、この高齢者をも失ってしまう。
(紅白歌合戦の未来も危うくなる。。?)
ガッテン打ち切りを決定した責任者は責任重大ですね。
でもNHKは受信料が命ですから、受信料さえ確保できれば責任なんか取らないのかもしれませんね。
何度も言いますが、ガッテンの打ち切りは残念でなりません。
これからのテレビはどうなっていくのでしょう。
視聴者側の生産性に配慮しなければ生きていけなくなるのでしょうか。なんとなくそんな気がします。録画だとスポンサーのCMは飛ばしてしまいますもんね。
昔の番組を含め、いつでも好きな時に好きな番組を見ることができる。
番組にスポンサーがつくのではなく、視聴者が多い時間帯にスポンサーがつく、といった形に変わる??視聴者は見ている番組はそれぞれ違うけど、流れるCMは同じとか。
そんなふうに変化していくような気がします。
それをテレビと言うのかどうかは分かりませんが、家族全員で同じ番組を見ながら笑ったり驚いたりできる生活。そんな生活はずっと残って欲しいと思いますです。
子どもが小さかったころ、一緒に見ていた仮面ライダー電王や侍戦隊シンケンジャーを、もう一度一緒に見たい。。。
子どもが嫌がるかな。。?
ではまた。
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