ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(本当は丙午生まれ)
これは聞いた話。
なかったんですって。
足の踏み場が。。。
西暦2005年
私は仕事で中国に行っていました。
その仕事とは、工場を建てる仕事。
建てるとは言っても建設業ではありません。
建てるのは建設会社の方たち。
私は工場が完成したのちの、設備やら人やらを準備する仕事。
建設現場、もともとは田畑
当時は外国資本が中国に入り、あっちでもこっちでも工場建設が行なわれていました。
もともとは田畑だった土地。
農民を別の場所に移住させ「開発区」と称して、インフラを整備し、外国の工場や中国の工場を誘致していたのです。
インフラも整備途中
工場を建てる場所には名前を知らない草だらけ。
そこを整地して工場を建てます。
なのでまだ上水道もなければ下水道もない。
飯場
建設現場で働く方々は遠くからやって来ます。
ご自宅(どこか知りませんが)は遠いので通うわけにもいかない。
そこで建設現場に準備されるわけです。
作業される方々のための施設、飯場(はんば)が。
飯場とは、仕事される方々の寝泊りと食事の場。
当時の建設現場には、なくてはならない大切な施設です。
建設会社は日本の会社
話はとびます。
建設会社は日本の会社でした。
日本人の駐在者がいて、その人たちも工事現場に「通って」いました。
さすがに日本人は近くのホテルで寝泊りしますが、建設現場には事務所があります。
日本でも見かけるプレハブ小屋。
特に違和感は感じません。
トイレもよく見かける仮設式のもの。
汲み取り式だったと思いますが、便器は洋式でした。
日本人の若者がやってきた
ある日、日本から、建設会社の若者がやってきました。
やってきたばかりなので、まだこの建設現場の様子が分かっていない。
でも勉強熱心な方。
現場を理解しようと様子を見て回ったのでしょう。
見て回っているうちに「もよおした」のでしょうね。。。
「他にトイレはありませんか」
その若者が事務所に帰ってきて言いました。
「他にトイレはありませんか?」
「あそこではできません」
「足の踏み場がありません。。。できません。。。」
飯場のトイレ
写真は実際のトイレの写真。
(出てきた経緯はのちほど)
想像したくはありませんが、と思った瞬間には想像してますね?
中は単なる部屋。
「溝」も「穴」も「個室」も何もない広い部屋。
あちらこちらにウ○チ、ウ○チ、ウ○チ。。。
さすがに中の写真はありません。。。
掃除は?
以下は私の勝手な想像です。
定期的に誰かが一カ所にまとめて埋めているのかな??
或いは農家の方が集めて肥料に??
真相は調べてません。。。
写真が出てきた経緯
2005年当時、別のサイトでブログを書いてました。
それを思い出し久々にログインしてみたら記事と写真が残ってました。
子どもが生まれた当時のことも書いていて懐かしい思い出が蘇りました。
その若者ですが
その若者は事務所の仮設トイレを使用し、事なきを得ました。。。
でも、足の踏み場があったら用を足してたのでしょうか。。?
<未来へ向けての私は>
今思えば中を見ておけばよかった。。。
と後悔することがないように、何にでも挑戦したいと思います。。?
ではまた。