たいどんは、知的障害のある自閉症児。永遠の2歳(本当は高1)
たいどんには兄がいます。高3。受験生。
兄にはちょっとつらい思いをさせたかなと後悔するときがあります。
兄弟、同じわが子
たいどんが自閉症の診断を受けたのは2歳くらい。その時兄は4歳くらい。どちらもまだ幼い時でした。
たいどんは突然倒れ込んだり、大声を出したり(以降、ここでは癇癪と書きます)と手のかかる子でした。
癇癪を起こすたび、私やカミさんはたいどんにかまってしまいます。そのため兄への対応がおろそかに。。。多少。。。いや少々。。。
療育センターの先生の言葉
「お兄ちゃんにも、たいどんと同じくらい接してあげて」
「間違っても、お金を渡してパンでも買って食べとけ、みたいなことをしちゃダメよ」
療育センターの先生の言葉の意味を考えてみます。
親がたいどんばかりかまっていると、お兄ちゃんはどう思うでしょうか。
「親は自分(兄)と遊んでくれない」
「親はたいどんばかりかまっている」
「親は自分よりたいどんが好きなんだ」
「たいどんはいらない」
兄が親やたいどんに対して悪い印象を持ち、反抗的になったり、たいどんをいじめたりするようになるかもしれない。
そうなることを心配して言ってくれた言葉でした。
子育て初心者でしたから。
今の兄の様子
先にも書きましたが、現在高3、受験生です。
受験に向けて勉強してます(そのように見えてます)。
ぶっきら坊なところはありますが、カミさんとは普段から会話があります。
一方の私とは。。。男の子は中学生くらいから父親とは話をしなくなるものだと思ってますので。。。私自身がそうでしたから。。。母親とも話をしなくなりましたが。。。
遅ればせながらかもしれませんが、たいどんがショートステイ(お泊り)の時は、親子3人で外食にでかけ、そこで少ないながらも会話をするようにしてます。
カミさんがしっかり者だったおかげで、兄はたいどんをいじめることもなく、ここまで成長してくれました。
手がかかる/かからない、出来がいい/悪い、活動的/物静かなど、兄弟姉妹の個性/性格の違いはあるでしょうが、親の愛情、接し方は等しく平等に。
不平不満を言わないから大丈夫ではなく、言わないだけで心では感じていると思いますよ。
<未来へ向けての私は>
兄にたいどんの将来の面倒を託すつもりはありません。
兄には兄の人生を歩んでほしいと思っています。
そのためにも、たいどんの生きていく道を早くみつける。早く見つけられるよう今から行動していきます。
当たれ!宝くじ!!
ではまた。
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