たいどん:重い知的障害のある自閉症児。永遠の2歳(高2になりました)
ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(たいどんのパパ)
いつもとは違う真剣な内容です。
私もどうすればいいのか分からないのです。
私はある会社の、ある部署の、あるグループの管理職をしています。部下が10名ほどいます。その中の一人が心を病んだのはもう2年くらい前。
その部下(Aさん)は、20年4月に今のグループに異動してきました。かく言う私も同じタイミングで今のグループに異動。仕事の内容は海外の現地法人に部品を輸出することです。
異動してきて2~3カ月した頃、Aさんはたまに急に休んだりして調子が悪そうだったのですが、Aさんをよく知るメンバーは
「彼は異動するといつもあんな感じです」
「そのあと元気になりますから」
とはいうものの、その後もたまに休んだりしていたので
「大丈夫か?体調よくないのか?」
と心配して声をかけたりしていました。
でも返ってくる答えは
「大丈夫です」
そんなことを繰り返していたのですが、その年の年末だったか、年が明けてからだったかよく覚えていませんが、突然心療内科の診断書を持って来て
「休みます」
(念のために言っておきますが、私が高圧的な言い方をしていたとか、無理な業務指示を出したとかいうことはありません。そのことは周囲も分かってくれています)
そして2~3カ月休んで21年4月に職場復帰しました。
以前の業務は現地法人のスタッフとのやり取りがあり、いろんなことを調べたり調整したり、時には無理と言えそうな要求も受けていたのでしょう。
そこで担当業務を変え、あまり人と話をしたりせず、書類の作成や情報伝達など
淡々とこなせる業務を受け持ってもらいました。残業もありません。
復職後は通院日に休む程度で調子がよさそうだったのですが、月日がたつにつれ再び休みが多くなってきました。休む際には必ず電話をくれます。しんどそうな声で「休ませてください」と。
それでも1日休めば次の日には仕事をしていたのですが、だんだん休む間隔が短くなっていきました。今年の夏に入ってからでしょうか、2~3日連続して休むようになり、8月の終わりごろからは1週間近く休むようなことも。
そして今日(9月8日木曜日のことです)の朝
「今日と明日休ませてください。月曜日に病院に行って診断書を書いてもらおうと思います」
本当に辛そうな、しんどそうな声で電話してきました。
文字ではうまく表現できず、なかなか伝わらないと思いますが、Aさんは
「休んでばかりで申し訳ないです」
と泣きそうな声で伝えてくるのです。
定期的(月に1回)に病院に通い、会社の産業医とも面談していました。特に異常は認められず、残業時間に制約はあるものの業務を続け様子を見ましょうとの意見が続いていました。
私がAさんと面談をしても異動を希望するでもなく、今の業務を続けたいと。
(私には直接言いにくい、ということもないと思います。私以外にも管理職はいますし、相談窓口なんかもありますし。。。)
もう私もどうしていいのか分からない。。。
薬が合っていないのでしょうか?
病院を変えた方がいいのでしょうか?
(今は大学病院に通っているはずなのですが、大学病院だからと言っていい病院(医者)だとは言えないですよね?)
会社の保健師さん(と呼ぶのでしょうか?恐らく看護師の資格を持った方)とも話をしました。薬や病院を変えた方がいいのではないでしょうかと。そうしたらAさんに病院を(自宅近くにある通いやすい病院に)変えてみたらと伝えてみると言ってくれました。
Aさんは体調が良くならないことにストレスを感じているでしょうが、会社を休むことをも苦にしてストレスを抱えているように思えてなりません。かわいそうでなりません。でも私には何もできない。
恐らく来週月曜日(12日)から長期休職となるでしょうが、薬や病院を変えるなどして、今度こそ元気を取り戻してほしいと願っています。
そうなってもらわないとこっちも辛いです。
ではまた。