ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(本当は丙午生まれ)
久しぶりにドキドキしました。。。
私は電車(正確には電車とは言わない。モノレールみたいな乗り物)に乗って出社してます。
ある日の朝、いつもの車両が満席だったため、隣の車両に移り空いている席を探しました。
空いていたのは女子高生の隣(ラッキー?)。
女子高生とは多少の間隔をあけ座りました(このご時世ですからね。反対の隣のおじさんとも多少の隙間をあけ座りましたよ)。
私が座ってスマホでブログの記事を読んでいると
「スースー」という音。
私の心の中「ん??」
音のする方を見てみると女子高生が寝ています。
聞こえてきのは女子高生の寝息!
私の心の中「毎日遅くまで勉強して疲れているのかな?」
女子高生「スースー」
女子高生は制服を着ています。
この電車で登校する高校は限られていますが、彼女の制服は特徴があるため一目でどこの高校なのか分かります。知る人ぞ知る全国的にも名の知れた高校。
私の心の中「寝過ごさずにちゃんと起きるかな?」
女子高生「スースー」
この電車の終着駅には知る人ぞ知るスポーツ施設があり、たまに多くの高校生が終着駅まで乗っています(私が降りるのは終着駅の一つ手前)。他校との試合があるのかもしれません。
私の心の中「ひょっとするとこの女子高生は終着駅まで行くのかな?」
女子高生「スースー」
ふと反対側を見ると同じ高校の、これまた女子高生(以下 女子高生Bとします)が立っています。
私の心の中「あの女子高生Bが○○駅(高校がある駅)で降りなければ隣の女子高生も降りないのだろうな」
女子高生「スースー」
私の心の中「でももし立っている女子高生Bが○○駅で降りたらどうしよう。この女子高生も○○駅で降りないと遅刻するかもしれない」
女子高生「スースー」
私の心の中「○○駅が近づいて女子高生Bが降りるそぶりを見せたら寝ている女子高生を起こそう」
女子高生「スースー」
私の心の中「でもどうやって起こそう。身体に触れるのはまずいよな。もしも痴漢だと騒がれて警察に連れていかれて、女子高生の制服が調べられて、制服に私の手袋(寒いからね)の繊維が残っていたら触った証拠になってしまう。痴漢だと断定されたら私の人生が終わってしまう。カミさんや子供たちも世間から後ろ指をさされてしまう。どうする、どうする??」
(自動広告)
女子高生「スースー」
私の心の中「立っている女子高生Bに頼んで寝ている女子高生を起こしてもらうか。しかしそれも変だよな。どうする?どうする??」
女子高生「スースー」
なんて考え悩んでいると高校のある○○駅に到着してしまいました。
女子高生Bを見ると今にも降りようとしています。
私の心の中「これはまずい。早く起こさないと女子高生は遅刻してしまうかもしれない」
とっさにとった私の行動は、女子高生のカバンを小突き
「お嬢さん、○○駅、○○駅ですよ」
(福山雅治風にさりげなく?)
たったこれだけのことでしたが、清水の舞台(行ったことないけど)から飛び降りるくらいの勇気が必要だったのです。
女子高生はハッと目を覚まし、私には目もくれず慌てて降りていきました。
私の心の中「・・・」
女子高生に声をかけるのにこんなに勇気がいるのね。
久しぶりにドキドキしたわ。。。
でもきっと
女子高生の心の中は「まさはる似のおっちゃん、ありがとう」
そして女子高生は学校でその出来事をお友達に話しているかもですね。
女子高生「オジンに起こされたわ」
ではまた。
(自動広告)