たいどん:重い知的障害のある自閉症児。永遠の2歳(もうすぐ高2)
ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(たいどんのパパ)
たいどんはこの春高校2年生になります。
当然のことながら、来年は3年生、再来年は卒業です。
特別支援学校にに通う生徒の卒業後の進路は
- 生活介護事業所に通う
- 就労支援事業所(作業所)に通う
- 一般企業に就職する
大きくこの3つですが、重い知的障害のあるたいどんは「1.生活介護事業所」しかないと考えています。
たいどんの通う特別支援学校高等部では、2年生になると事業所での実習があります。そこで事前に実習の候補となるであろう事業所を見学してきました。
(実習先はたくさんある事業所の中から生徒や保護者が選べるようです。高校卒業後を想定して通いやすさや活動内容をチェックしておきます)
先日見学に行った事業所の記事はこちら。
今回見学させて頂いた事業所の概要は以下の通りです。
太田川学園は規模の大きな福祉施設で、生活介護事業所と同じ場所に約130人規模の入所施設や、家庭の事情で家族と一緒に住むことができない障害児の入所施設(児童部)があります。また離れた場所でグループホームやB型作業所など幅広く運営されています。
その中の一つである生活介護事業所を見てきました。
- 定員:60名(本当は70名まで対応可能とのことですが、現在は職員数の関係で60名としているそうです)
- 次のように3つのグループに分かれています。①集(つどい。いわゆる生活介護)、②創(そう。簡単な作業ができるグループ)、③憩(いこい。車いすを利用されている人たちのグループ)
- 利用者:たいどんに向いている「集」は現在16名。18歳から53歳までの男女
- 職員数:7名(集)
- 看護師:4名(常駐。ただし生活介護事業所だけではなく、入所施設などを含む利用者(約300名)を対象としている)
- 開所日:月曜日から金曜日。祝日が入れば土曜日に開所することも
- 開所時間:10時から15時
- 日中の過ごし方:積み木やパズルなどといった玩具遊びや、みんなで大きなポスターを作るといった活動。簡単な農作業。さおり織りの設備もありました。タオルをたたむといった軽作業も。
- 設備:トイレ、ロッカールーム、リラックスルーム、送迎用の車
- 送迎あり(指定された場所まで)
- 利用料:食費=250円/食+300円(毎月のお誕生日会のケーキ代)・・・1カ月5000~6000円程度
- 併用可能
太田川学園は歴史のある施設ですが、建物は新しく清潔感がありました。
今回もカミさんとたいどんと3人で見学に行ったのですが、前回同様、たいどんは「帰ります。さようなら」状態で落ち着いて話を聞くことができませんでした。
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先日見学した事業所と比べると、重度の利用者ばかりの印象。利用者と話をする機会はありませんが、話しかけてくるような利用者はいませんでした。先日の事業所では挨拶してくる利用者もいたのですが。
これは勝手な想像ですが、ここ太田川学園は入所施設を備えているため、生活介護事業所を利用しながら、入所施設の空きを待っているのかな?なんて思ったりもしました。
それもありかと思いますし、私もそれを考えています。
ただ我が家の場合、私が定年退職し隠居生活に入った際、どこに生活の拠点をおくのかといった問題があります。私もカミさんも広島の人間ではありません。私はどこでもいいのですが、カミさんは地元長崎に兄弟がいますし友人もたくさん。可能であれば長崎に移りたいと思っているのかも。
そうなるとたいどんの終の棲家も長崎で見つける必要が出てきます。
離れた場所でたいどんの終の棲家を探すことって難しいのでしょうね。
それも今から勉強していかなければ。
まだまだくたばるわけにはいきません。
お酒はほどほどでやめておかないと今度コケたら。。。
ではまた。
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