たいどん:知的障害のある重度自閉症児。永遠の2歳(もうすぐ高2)
ずかとも(私):過活動膀胱を患う頻尿おやじ。永遠の20歳(たいどんのパパ)
先日、たいどんが放課後デイサービスで活動する風景を記録しました。
活動時間の終わりには「おむすびころりん」の人形や小道具で絵本の世界を再現して遊んでいました。
今回は、放課後デイサービスの先生が作った
「おおかみと七ひきの子ヤギ」
の人形、小道具、楽しみ方を記録、ご紹介します。
初めて見たときは、その出来栄えとアイデアに感動しました。
先生、ありがとうございます!
登場人物(?)
おおかみ、おかあさんやぎ、七ひきの子ヤギ
おおかみのお腹が「紙」になっているのがポイントです。
子ヤギたちの家
棚の扉とベッドカバーは開閉できます。
見にくいですが柱時計の下の扉も開閉できます。
ドアにはのぞき窓も
中の様子をうかがうおおかみ
怪しい目が。。。
おおかみに驚いて隠れた子ヤギたち
子ヤギの背中と隠れる場所にマジックテープが貼られています。
既に子ヤギを食べたおおかみ
口から子ヤギたちをお腹の中に入れることが出来ます。
素晴らしい出来のおおかみです。
お母さんヤギがおおかみのお腹をハサミでチョキチョキ
お腹が「紙」でできている理由がコレ。
子どもたち(写真はたいどん)にハサミを使わせお腹を切ります。
子ヤギがちらりと見えているのが分かりますか?
子ヤギを救出
お腹の中に石を詰めます
新聞紙を丸めて石にします。
それをたくさん作っておおかみのお腹の中へ入れます。
お腹を縫う前の(先生の)一仕事
お腹のあっち側とこっち側に穴をあけます。
お母さんヤギがお腹を縫い縫い
先生と一緒におおかみのお腹を縫っていきます。
ひもの端は玉結びがあり、穴の部分で止まります。
先生があっちの穴とこっちの穴の位置を合わせ、たいどんがひもを通していきます。
これでよし!
おおかみはお腹の中に石を入れられました。
まだ寝ています。
因みにおおかみの手が白いのは、白い粉を手に付けて、お母さんヤギの白い手に似せたもの。
白い布とおおかみの手にマジックテープが貼られています。
このあと、目を覚ましたおおかみが井戸に落っこちて物語はおしまいです。
何度もこの「おおかみと七ひきの子ヤギ」セットで遊んでいますが、いつ見ても感動する出来栄えとアイデアです。
たいどんも大のお気に入り。
先生の子どもたちに対する情熱を感じます。
全ての施設の職員さんが、みんなここの先生たちのような情熱を持っていてくれたらなと考えずにはいられません。
子どもたちと遊ぶ先生や職員さん、親御さんのヒントになれば嬉しいです。
ではまた。